仙台市太白区 和モダンな外構エクステリアとお庭

仙台市中心部にほど近いK様邸。
和モダンな雰囲気が特徴的です。
1階外壁は濃いグレー系のボーダータイル。
2階の外壁は厚層吹き付け仕上げ塗装。
重量バランス的にどっしりとした印象もありますので、そのイメージを壊さないに外構エクステリア計画を行いました。
ここで外構だけ浮ついた軽い印象を作ってしまうと建築も安っぽく見せてしまう事になりますので責任重大です。

実際に建築建物は豪華に造りながら、外構やお庭までこだわらずに、画竜点睛を欠くような残念な住宅をあちらこちらで見かけます。
外構エクステリア計画を検討する途中、建築1Fのボリューム感とエクステリアのボリューム感のバランスが上手くいかず(都市部の為にスペースも限られてます)書いては消して書いては消しての繰り返しでようやくなんとなくボリューム感のバランスがとれたのがアクセントで高さを出したアクセントのフレームでした。
敷地に対して横の広がり感が強調されてましたので、外構エクステリアで高さ感を少しだしてみた所、綺麗にまとまったのではないかと思います。
アクセントのフレームはタカショーさんのエバーアートウッドを採用。
他社エクステリアメーカーさんにも同様の商品は沢山ありますが、和モダンの雰囲気を出したい時には最適な選択かと思います。
そして南側リビングルームの正面は、隣地の賃貸アパートの通路となっております。
不特定多数のアパートの住民の往来を感じながらではリビングルームで落ち着く事さえ出来ません。
室内からの景観性も考え採用したのは、やはり玄関側と同じくタカショーのエバーアートウッドフェンス縦貼り80+40。
80ミリ幅の縦板と40ミリ幅の縦板とが交互にならび、スリット隙間は11.4ミリ。木彫ラッピングのアルミフェンスです。

そしてその家側には植樹帯を設けて、さらさらした落葉樹と常緑樹を織り交ぜ里山のような雰囲気での植栽を施しました。
木彫の茶系フェンスをバックにした緑の植栽はやはり最高に美しいと思います。

丁度、リビングの窓の正面から撮影しました。
隙間はあっても窓の存在にさえ気が付かない程の目隠し効果があります。

家側よりみた景色

外から見るとただの三連格子ですが、家路に着く際のアプローチからの景観です。3連の格子は均等にずらして設置する事でリズム感のある空間に。
ほんのちょっとした工夫だと思いますが、ただの三連格子より良い空間になってます。

不凍立水栓ですが、これも木彫を採用。
水道業者さんに注文をいれて、標準品ではない物に変えてもらいました(笑)