これまで見た事のない珍しい建築デザイン。
エクステリア設計の依頼があり、どんな方向性かと考えてもパっと思いつかない。
むしろエクステリアという概念不要で植栽と芝生と自然石積での造園工事だけで良いのではないか….とさえ思えるようなナチュラルさが前面に出た建築外観デザインだと思います。
しかし車通りも多い大通りにも面しており、且つ周りには貸駐車場や高層賃貸建築もありオープンなエクステリアでは落ち着いた暮らしには不向きと考え、クローズなエクステリアの方向性を選択。
ここ数年のクローズのエクステリアは外に向けて少し威圧感あるデザインが多く感じております。
しかし建築デザインを見ると威圧感とか圧迫感は不向きな外観。。。。
そんなこんな悩みながら建築のテイストを受け継ぎつつ、高さ2.0ｍの塀にはあえて抜けた部分も造り、塀の前にも緑も配置する事、門扉に半透明部分を持たせる事で威圧感を極力排除しました。
重量感のバランス調和の為にGルーフによる水平屋根も採用。
重めのデザインの割には素材感や色合いでやさしい感じの印象に見せるバランスが苦労した点です。
採用商品
Lixil Gルーフ、プレミエス門扉M-YA
