F地窓

住友林業のF様邸 新築外構工事と造園植栽工事

加美町の広大な土地の一角に建つF様邸

建築は住友林業さん

近頃住友林業で建てられるお客様はグレーの外壁率が高いように思います

 

着工前 現場調査打ち合わせ時のイメージ

F着工前

 

完成時正面

 

広大な敷地へ入ってくると、一番先に目に入るのがこの側面になります。

家としては玄関側がメインとなりますが、造園外構的にはこちらが正面側と言えます。

植栽は植え付け直後の為に葉が少なく淋しい印象ですが、

植物が根付いて枝葉が広がってきた頃が楽しみ

LxilのフェンスALをアクセントとしながら、

一部は目隠しとしてタカショーの木目アルミ材の列柱を採用

あとは植栽と自然石だけで造る「魅せる庭」

かつ建物の良さを引き立てる役割もあります。

アオダモ、アオハダ、ヤマツツジ、ツワブキ、フイリヤブラン、ヒューケラ、フッキソウetc….

高木の植え付け位置も1本、1本、ちゃんと意味のある位置です。

無駄に植えすぎず、物足りなくならないようなバランス感覚。

 

 

 

こちらが本来は正面と言える南面

大きめのデッキは高耐久な天然木材である「ウリン材(ビリアン)」を採用頂きました。

構造材としてはアルミを使用してナチュラルな中にも近代モダンな雰囲気を持たせております。

デッキの細かな造りもナチュラル寄りなイメージになりすぎない様に、こまかな工夫を施してます。

基本的に高耐久な天然木材ですがクリアの浸透塗装をも施す事により、

なんともラグジュアリーなイメージに一変します。

こちらにはヤマボウシとコハウチワカエデの植栽で、

室内リビングから見える景色は山里のイメージで落ち着いた空間演出です。

 

F様裏

 

F地窓

 

建物から見たら裏側

なぜそこにそんなに植栽をと思われるかもしれませんが、

北側の10m程度離れたところには母屋が建っております。

母屋から見える景色も家の背中が見えるだけじゃ味気ない生活とならない様に配慮。

そいて和室の地窓前には和室から見える景色づくりとして、

石貼りの塀と低めの植栽と照明を。

ナツハゼ、シダレモミジ、アオキが夜にぼんやりと照らされる和室の趣を演出しました。

 

ほとんどを自然素材で仕上げた造園外構ですが

工業製品で作った空間とは違うやさしい雰囲気、落ち着いた趣といった印象が生まれます。

弊社も日頃は工業製品を多用した外構造りも多いわけではありますが、

やはりこのような自然素材でまとめるのが本来あるべき理想の姿ではないかと、

改めて自然の良さを実感させられた仕上がりとなりました。

又、天然素材を使用する事で自然破壊とも取られがちですが、

工業製品の製造段階において自然破壊が生じていることも事実。

不必要な伐採を行わないことでむしろ天然素材が循環型社会を、

環境への負荷ができる限り低減される社会につながるのではないと考えさせられます。

 

当社へご相談いただくお客様も様々な住宅建築会社様のお客様からご相談頂きますが、

住友林業さんで建てられたお客様の弊社での施工実例を幾つか御覧ください。

ハーモニータウンしあわせの杜 D様

仙台市泉区上谷刈 M様

仙台市泉区T様

仙台市太白区

仙台市太白区T様

大崎市古川M様